2016年2月19日金曜日

2020年のTOKYOをデザイン~キーワードは人間中心



今年はオリンピックイヤー。 8月にブラジルのリオデジャネイロで開催です。

次のオリンピックももうすぐ、次回はTOKYO。 2020年に向けて、いよいよラストスパートがかかる時期です。

オリンピックといえば、電通。 (そうなんですよ、ご存知でしたか?)

アジャイルネットワークさんのご招待で、電通国際情報サービスのイノベーションラボによるCNET Japan Live 講演会へおじゃましてきました。

CNET Japan Live 2016 Target 2020~テクノロジーがもたらすパラダイムシフト~

「人間中心にデザインする、2020年とその先のTOKYO~未来に遺すべきオリンピックパラリンピックレガシー~」

電通イノベーションラボ(イノラボ)は、2011年から稼働。 新しいアイデアのプロトタイピングから実証実験までをできるだけ早いサイクルで回すことをミッションとしています。 会社発のプロジェクトだけでなく、外部のクライアント企業との連携も通してたくさんのプロジェクト実績があります。



このようなオープンイノベーションの取り組みは、現在でこそめずらしくないものの、2011年から実施しているのはめずらしく、先行事例としてノウハウの提供も積極的にされています。

特に特徴的なのが、スピード感。

日本のフツウの大企業で、新しい企画を立ち上げるには、リサーチから入り、最短でも6か月~1年くらいはかかります。 イノラボでは、「3か月」をキーワードに、アイデアから実装までのサイクルをまわしています。 

イノラボには、現在20人のエンジニアがおり、日本とシリコンバレーにチームが常駐。 素早い意思決定のために、現場に大幅な権限移譲がなされているそうです。

5年間の実績は、以下の通り。

2500 セッション
120  着手したプロジェクト
12  事業化へ橋渡ししたもの

で、そんなイノラボが提案する2020年のTOKYOのビジョンとは、

「人間中心にデザインするTOKYO」

政府は、2020年の東京を、テクノロジーショーケースにする、というビジョンを掲げていますが、テクノロジーが主役ではなく、人間中心にデザインされたテクノロジー、というのがポイント。

その中で大きく5つのカテゴリに分けて展開中。

1) 都市と観光

インバウンドの観光客が2000万人に迫る勢いの中、外国人に日本の何をプレゼンテーションするか? ハードではなくソフトで、の観点でアプローチ。

例えば、東京国立博物館での「トーハクなび」 博物館内部で、位置情報にリンクして関連コンテンツを表示してくれる、というもの。 単にコンテンツを説明するだけでなく、なぜ、なに、の背景をしっかり説明できる。

国の文化の根本を理解すること、それが最高のおもてなしでは?

しかし、多様なバックグラウンドを持つ方へ、多様なコンテンツを届ける必要がある。

イノラボで大切にしているのは "Perspective"


2) 都市と文化


多様なPerspectiveを提案するために、ロボットクリエイターのきゅんくんともコラボ中。
日本のわび、さびなどは、世界の高感度層に評判が高い。
目指すのは、世界中のアッパー層にアプローチすること。 そこからの波及効果を目指す。


3) 都市と遊び

今の東京: 遊び VS 都市
2020年   遊び x 都市

を目指す。

「東京を運動場にしよう」~ エブリスポ! プロジェクト
グーグルのイングレスがヒント。 チームで運動ポイントをためる。 

”Running Gate”
Kineticセンサーを使って、運動時のフォームを3Dモデリング
データをもとにフォームをなおせる。 スポーツの習熟期間を短縮できる。

東京都は週一度スポーツする人の割合を、現在の50%から70%にする目標があるそうです。

4) 都市と記憶

”Listen Tree”
骨伝導の仕組みを使って樹木に音を伝導させるテクノロジー

など。 


5) 都市と情報

ボランテイアガイドと観光客のマッチング。 都市はどんな情報を伝えたいのか?
あえてパーソナルタッチを加えることの価値。



2020年の新しいTOKYOの形について、すでにたくさんのプロジェクトが進行中、今後4年間で大きく変わる東京の姿を目の前で観察できるのが楽しみです。 観察と言わず、自分も積極的にかかわっていけるとよいです☆ そんな機会もたくさんありそう!


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